奥秩父前衛 袴越 2009年10月01日

所要時間
 木賊峠−0:12−袴越−0:01−三角点−0:07−木賊峠



 10月1日はうちの会社の創立記念日でありお休みの日である。今年は10月1日が木曜日であり、翌日有給休暇を取れば4連休になるので年度当初からそのように計画していたのだが、残念ながら天候が悪い。予報では金曜、土曜が広い範囲で雨となり、DJFならともかく私の感覚ではこんな天気で4連休にするより、天気のいい週末に有給をくっつけて3連休にした方がマシだ。そんなわけで10月1日は1日だけの休みとして扱い、近場でお茶を濁すことにした。やっと涼しくなってそこそこ低い山でも汗をかかずに済むが、まだ今の時期は標高は高いほどいい。考えた結果、山梨北西部の山名事典記載の山のチョキ、袴越に向かうことにした。ここはDJFが登っているのでプリントアウトして持参する。

木賊峠の東屋 東屋から見た富士山

 観音峠から木賊峠に入れるのか(林道が通行可能なのか)不明なので、安全策をとって増富温泉からクリスタルラインに入り、木賊峠へ至る。ここは峠に東屋があり、視界が開けて富士山が見えていた。

袴越登山口(展望台) 良好な遊歩道が続く

 峠から僅かに観音峠方面へ下ったところに展望台の案内標識があり、遊歩道が上がっているが、DJFの記事によりこれが袴越山頂へ至ることが分かっているので安心して進んでいく。DJFが歩いたときは草っぽかったとのことだが、最近刈り払ったようでとてもきれいでしばらくは体に触れる草木は皆無だった。足に優しくジグザグに登っていくのはいいが時間はかかる。直線的に登りたいところだが、昨夜の雨で草が濡れているのでショートカットは止めておく。

稜線直下 枯木が立つ袴越山頂が目の前
袴越山頂 袴越から見た金峰山。手前がチョキ
袴越から見た瑞牆山 袴越から見た乗鞍岳
袴越から見た八ヶ岳
袴越から見た南アルプス(クリックで拡大)

 最後は西斜面をトラバースするように斜めに登っていき、1750m等高線が囲む楕円形の一番北側の最高点に到着した。ここは枯れた杉?が立っている他は高い木は無く大展望が広がる。北ア方面は高い雲海で乗鞍しか見えないが、南アは北の鋸岳から南は上河内岳までずらりと並んでいて、その向こうには中アも見えていた。まさかここまで展望がいいとは思っていなくて驚きの光景だった。この後向かうチョキもしっかりと見えていた。

袴越から見た三角点肩 草に埋もれた袴越三角点

 山頂付近で三角点を探すも見当たらず、帰りがけに登山道から外れて稜線南端の肩の草原をゴソゴソと足で掻き分けていると無事三角点を発見できた。地形図では三角点の1755mが最高点のように表現されているが、さっきの北ピークの方が間違いなく高かった。

 同じルートを戻って無人の駐車場へ。




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